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雪舟園
戦争を知らない子供たち👨

2024年は戦後、79年に当たります。
今から79年前、お国の為に特攻隊に自ら志願した一人の男性がいます。そして、過酷な戦争を生き延び、教員として立派に務めたA様は、今、穏やかな余生を雪舟園で送っています。
脳梗塞で倒れるまでは、公民館で近くの小学生に戦争の悲惨さを語り継いで来ました。療養を経て、再び小学校から戦争の講演会の依頼があり、息子さんと一緒に15名の小学生からの質問に答えるという形で行われました。

質問:どうして戦争に行ったのですか?
答え:自ら志願していきました。

質問:戦争が終わってどう思いましたか?
答え:命を懸けて日本を守るという気持ちで行ったけど、あ~命が助かったと思いました。

A様が一番伝えたかったことは、

【命を大切にしてください】

と言うことです。

この言葉で1時間の講演を締めくくりました。
同行した職員は背筋がピンとした。と言っていました。

社会との繋がり、その中でも誰でもできることではないことをされたA様の言葉は、きっと子供たちの心にも残ったことでしょう。

世界で起きている戦争。いつかこの世界から戦争がなくなるように話をする機会を持ち続けたいものです。
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