隔月で実施している「習字クラブ」
職員の巧みな声掛けもあり
回を重ねるごとに、参加される入居者の方が増えてきました。
いつものように先生の見本を見ながら一生懸命に字を書かれる方もいらっしゃいますが
見本の題字にとらわれず、それぞれが想いのある字を書かれることも増えてきました。
9月13日(金)と11月8日(金)に行われたクラブの様子です。
・普段、誰だっけと忘れてしまうことがある『奥様や息子様のお名前』
・大好きなお子様を想って書かれた『むす子』、そして『娘よ』
・目に入れても痛くないであろう『お孫様のお名前』 などなど
もう、家族の方への想いが溢れています!
皆さんの家族への想いが筆を通して伝わってくる気がして
そんな文字を見ているだけで、職員は感動しっぱなし。
他にも
・職員をご家族の方と勘違いされ、「○○ちゃん」とその職員を凝視するあまり、手元を一切見ようとせず書かれる方(目線の先に見本を動かして、職員がサポートしながら書いていただきました。)
・これまで何度お誘いしても断ってこられたのに、先生のサポートを受けながら不自由な手を一生懸命動かして、初めて習字に挑戦してくださった方
・当日は調子が悪くて習字はできなかったけど、会場には足を運んで、他の入居者の作品をほめてくださる常連の方
・習字は苦手だけど、唄が大好きだからと一曲披露される方
クラブ活動という機会を通して
たくさんの入居者がユニットの垣根を越えて
一緒になって楽しんでいらっしゃる姿に
毎回、感動と癒しをいただいています。
最後に、もう一つエピソードです。
いつも参加していただく入居者の方が、会場に入って来るなり、
「先日の のど自慢 に出場した職員に何か気持ちを伝えたいけど、自分の字には自信がないから先生に清書をお願いしたい。」と言ってこられました。一緒にお伝えする気持ちを考えて、先生に清書していただき、お名前だけはご自身で書かれ、職員にプレゼントしました。
入居者から、「渡せて良かった~。これで安心して眠れるわぁ。」
職員からは、「ありがとうございます!!」
入居者の 想い が、
筆にのって、職員に届けられた素敵な瞬間でした。
島根県社会福祉事業団