先月再開した生け花クラブに続き
今月から隔月で「習字クラブ」を再開しました。
担当職員のおかげで当日の準備も順調に終わり
しばらく使っていなかった習字道具一式がセットされた席は
時間になるとみるみるうちに席が埋まっていく盛況ぶりでした。
手本を見ながら真剣に書に向き合う方
大好きな文字をひたすら書き続ける方
ユニット職員の積極的な声掛けのおかげで
ユニット内での習字には参加されたことがないのに
会場に足を運んでくださった方
「書いてみませんか。」とお誘いするも
最初は、「見るだけでいいから。」と断られていたのに、
しばらくすると何故かしっかりと筆を握って文字を書いていらっしゃる方
ふらっと立ち寄って書と笑顔を残していく職員
などなど
上手だとか下手だとか
素人の私には詳しいことは分かりませんが、
それぞれの想いがこもった文字って
率直に「良いなぁ。」と感じます。
そして、この度、講師に来てくれたのは
偕生園では、以前からとてもきれいな字を書くことで評判だった
数年前まで永らく偕生園で勤務されていた元職員の岡野さん。
新しい講師を探している中で、相談させてもらったところ
快くお手伝いを引き受けてくださいました。
それだけでなく、折角だからと、
勤務していた時に、とある入居者の方が歌っていた
「梅からの手紙」
という歌を書にして持って来てくれました。
この歌、ネットで調べてみると
明治から大正時代の尋常小学校の教科書に掲載されていた詩で
その詩に曲を付けた歌がいくつかあり、
「うめぼしのうた」として歌われていることが多いようです。
そんな歌を歌っていたころを思い出しながら
その入居者の方が一行ずつ口ずさむフレーズを
一つにまとめられたものです。
最後には、この歌詞を見ながら知っている入居者と一緒に歌ってみました。
永らく勤務してくださっていた「元職員」が
当時の入居者との「思い出の歌」を書にしたためてくれて
今ここに生活されている入居者や
今ここに勤務する職員が
その思い出の歌を一緒に歌っている様子を見て
偕生園の歴史を感じるとともに
なんだか時間を超えた交流ができたような
そんな不思議な、そしてとても素敵な時間となりました。
岡野先生、本当にありがとうございました。
習字クラブも、隔月で開催予定です。
島根県社会福祉事業団