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簸の上園
笹巻作り

出雲地方では、月遅れの端午の節句に笹巻きを作ります。米粉をぬるま湯でこね、小判型のだんごにしたものを熊笹の芯棒にさし、数枚の熊笹で巻いて紐で結びます。私たちはこの笹巻を「ちまき」と呼んでいて、熊笹の巻き方は家によっても違います。利用者の皆さんは笹を手に取るとあっという間に巻いてくださいました。「前は山に笹を取りに行ったよ、今日のこの笹も立派ないい笹だね」「以前は 100 本ぐらい巻いて子供たちの家庭にあげたりしたよ」と懐かしい思い出話もつきません。職員は巻き方がおぼつかず「右上が高くなるようにしてみて」と教えていただいてどうにか巻くことができました。15 分ほどゆでてからきなこや砂糖しょう油でいただきました。「おいしいね」「懐かしい味だね」と笑顔が沢山みられました。普段やわらかい食事を食べる方用には、お粥をゼリー状に固めて笹の上に載せた笹餅を準備しました。お粥を煮る時に笹の葉を入れて香りを移してあり、香りを感じながら柔らかい餅を召し上がっていただくことができました。笹の香りを感じながら、この時期ならではの楽しい時間を過ごすことができました。
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