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清風園
成年後見人活動日誌

2000年にスタートした本人の権利擁護のための成年後見制度も早 12 年を超えました。清風園では成年後見人の選任が 100 %目前となっており、現在家族後見 (70 名) が主ですが、家族の高齢化や身寄りの無い方等の増加で 28 名の利用者の方に第三者後見人が 11 名選任されています。第三者後見人は弁護士、司法書士、行政書士、社会福祉士等が受任されています。社会福祉士の中には職員の OB の方もおられます。


今回、現在 6 名の利用者さんの第三者後見人をされている齋藤礼子さんに成年後見人としての日々の活動内容を日誌にしていただきました。

○月○日

面会日。「こんにちは。お元気ですか ? ガイドヘルプ楽しめましたか ? 」「良かったね。今度はどこ行きたい ? 他に困っていることはありませんか ? 」笑顔に安堵したり、声無き声を読み取ったり。月に一度の面会日は、とても大切な日。本人から気持ちや意見をきちんと聴き取る日。担当者や看護師等、スタッフとの面談による本人の状況把握と代弁者としての意見を伝達する大事な日。時には家族会の行事にも参加。後見人は幸福追求の代理人!


○月○日

園より個別支援計画書及び支援計画承諾書が届く。ニーズと支援目標、サービス内容を読む。日頃伝えてあることが盛り込まれているかしら ? 本人の笑顔が増える活動が組んである、良かった ! 食生活・栄養支援計画書にもサインして送付。意見を述べてサインするのは本人の代理人として !

○月○日

園より三ヶ月に一度の預り金確認書が届く。管理委託契約している金融機関取引明細書と園の収支伝票との照合。支出伝票の内容の点検。本人にとって大事な資産。大切な使われ方だったかを真剣にチェックの上、サインして送付。金銭管理も後見人の最も重要な任務の一つ !

○月○日

担当者より TEL 。体調悪化にて入院との事。即、看護師や担当者とともに病院へ駆けつける。医師、看護師との面談により病状把握と医療計画の受け取り。入院申込書提出。場合によっては精神保健福祉士等関係者とも協議。悩ましいのが手術等の医療行為の同意書。医療行為への同意権が無い後見人はひたすら担当医の誠意にすがって、本人にとっての最良の手立てを見つけていく。本人の命を守る後見人は心も逞しくなければ ! 後日無事退院。退院後のケアを相談。園の各専門職のチームプレーの素晴らしさに感動。本人の安堵した表情を見ながら後見人も思わず感涙。命を守るのはやっぱりチームワークの力 !

○月○日

某銀行より定期預金満期の通知。預入継続の手続きに。(成年後見人選任後には金融機関へ初期の届出も。) 大事な資産を守るのも大切な金銭管理の一つ !

○月○日

園から、介護給付・訓練給付受給申請書が転送されてくる。早速、市役所にて受給申請をする。これも本人の生活を守る、身上監護の大事な任務の一つ !

他に日常の様々な相談に乗ったり、家族がある人は連絡調整したり、施設利用契約の締結や傷害保険の年契約の更改、年に一回清風園の有償ボランティアに同行してもらいマイクロバスを借り上げて日帰り旅行をすることも。そうした活動を経て、人によっては半年か一年毎に、後見活動報告 (身上監護と財産管理) を家庭裁判所に報告。その内容を成年後見センターにも報告。


以上が成年後見人の日々の大まかな活動です。本人の人生の主人公はあくまでも「本人」です。その人の人生が幸せな日々であるよう、その生涯の伴奏者として今後も本人にとって最善の支援をしていきたいと思います。


それでは今日も、「こんにちは ! お元気ですか ? 」

記 : 第三者後見人 齋藤 礼子




清風園も利用者さん本人の代弁者であり権利擁護者である成年後見人の方々のご要望を真摯に受け止め、清風園を選んで良かったと思っていただけるサービスを提供していけるよう日々精進したいと思います。

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