令和7年度強度行動障害支援者養成研修フォローアップ研修が、令和7年12月17日(水)に出雲市民会館で開催され、清風園の職員が実践報告を行いました。
特別養護老人ホームから異動で初めて障がい者支援施設にやってきて、経験ゼロで「よく分からん!」が口癖の1年目、ある利用者の方(Aさん)の行動に疑問を持ちながらも、1年も経つと「これが障がいの特性か」「直らないものか」と次第に思うように・・・
それでも疑問が疑問のまま心の中に残り続けていた清風園2年目、強度行動障害支援者養成研修に参加して、専門的な支援方法を学んだことで、
「Aさんには激しい行動障害はないけど・・・、なにかできることがあるかもしれない」
「できるか、できんか分からんけど、ちょっとやってみていい?」
と、ユニットの職員に相談したところ、
「Aさんにはそんなこと必要ないよ」といった言葉はゼロ!、昨年からみんなで取り組んだ内容を報告しました。
のぞみの園の先生からは、「すごい!コンサルもなし、研修の学びだけで、よくこれだけの取組を行われ、しかも成果も上がっています。スライドもとてもいいですね!」というよい評価をいただき、「Aさんは幸せだね!」と話される参加者もおられました。
報告を行った職員からは、
「会場の反応も上々で、ユニットを代表して発表してよかったです。」
「強度行動障害というワードが独り歩きして、『うちのユニットにはそういう利用者の方はいないから関係ない』と思ってしまうことも多いのではないでしょうか。強度行動障害支援者養成研修では多くの方に有効な支援について学ぶことができるので、研修に参加した方はぜひ個別の取組を行うべきだと思います。」
清風園から参加した職員からは、
「午後からのグループワークでは、教育関係、医療関係など普段関わることが少ない方と意見交換をすることができて、自分にとってすごくよい時間になりました!」
こういった感想が聞かれ、とてもよい研修でした。
Aさんの通所先のサービス事業所との連携も深まりつつあるので、今後も取組を充実させて、Aさんの生活をより豊かなものにしていきたいと考えています。
このたびは貴重な研修の場で発表する機会をいただき、本当にありがとうございました。
島根県社会福祉事業団